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16.蒲原宿 夜の雪(初版)
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宿場
東海道五十三次
16.
蒲原宿 夜の雪(初版)
歌川広重
天保3〜4年(1832〜33)

蒲原宿の現在の風景

写真 二宮銀次郎様(小田原市)
撮影  2000/12/21

富士川を渡ってしばらく行くと蒲原の宿である。雪が音もなく降りしきる夜更けに、蓑を着た人、傘をかざした人も寒そうに歩いて行く。雪の夜の深々とした静けさを印象深く表現した作品である。

目次
富士川を渡ると蒲原宿になります。 沼津からは平坦地でありましたが、ここから急な山道に入り、旅人にとっては難所になります。 眼下に海が迫り、急な山の尾根を上り下りして、南アルプスの尾根のしっぽになります。 (北アルプスの尻尾は親不知)

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蒲原宿の見どころ


夜之雪・蒲原宿の碑

写真・文 二宮銀次郎様(小田原市)
撮影日時  1999年8月

高さ3メートルのがっしりとした石の碑です。 碑の脇が甲州往還(身延道)があります。
宿場に東木戸があり、蒲原宿の夜之雪が昭和35年に記念切手が発行されてます。
土蔵やなまこ壁の家が明治時代の塗り絵など沢山残っております。
当時の国道1号線が海側に移動し、昔の国道1号線は396号に移管されて昔の姿を留めております。